今年もありがとうございました

 2024年も、もうすぐ終わります


d3の造形科では

基礎デッサンや年間の共通課題といった

みなさんで同じモチーフ・テーマ

の制作をすることがあります


それらの基礎的な造形を繰り返す中で

自分に合った(自分と相性の良い)

画材や、抽象・具象・写実などの表現方法を

探し、みつけていくためです


今年もアトリエでは

さまざまな作品が生まれました。

全体的な印象として強く思ったのは

この色と言ったらこの人

この描き味は〜さんね、という具合に

生徒さんの画風がそれぞれに方向を定め

広がりを持ってきたということです


つまりこれは、共通課題以後

ある程度永続的に”自分の絵”を

描き続けいている生徒さんが増えてきた

ということも言えるかもしれません




私たち講師は普段、生徒さんに

いわゆる”アカデミックな絵画技法”

や知識をお教えしたり、制作に

迷った時に指針となるアイデアを

提案したりしています

 

そんな中やはり、一番嬉しく思うのは

自分の表現を探求するところまで辿り着き

苦しみながらも(笑)充実した様子で

制作している姿を目にした時です


そうなると、講師の出番もあまり

なくなったり、お家で描いた作品を

時々見せにきてくださったり

というふうにだんだんと自分だけで

絵が描けるようになっていきます


いつか家で一人で描けるようになる!!

が最終目標です


来年もディーキューブの造形科講師一同

よいサポートができるよう励みます!!


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