抽象画


造形科、今月の課題は「抽象画」です


カンディンスキーや、クレー、ミロ、ジャクソンポロックなど・・・

聞いたこと、見たことはあっても、
なかなか「何が描いてあるかわからない」抽象画とはとっつきにくいものです。

今回はそんな抽象画に少し親しみ、自ら描いてみることによって
制作の視野を広げ、頭を柔らかくすることが目的です



まずは、誰でも簡単に出来るものから
抽象画は、一見複雑そうなものでもルールを決めて描くと案外うまくいきます



↑これは鉛筆のみを使って描いたもの
まず紙のなかのどこか自由な場所に、5つの点を描き、線でつなげます

さらに点や線を増やし、出来た形を塗りつぶしたり、模様を重ねたりして
自分のイメージに近くなるよう仕上げます







↑出来たら、次は木炭と色鉛筆による抽象画へ
自由にマスを引き、ぼかしたり描き足したりすることによって
遠近感を表現します




三つ目の課題は、紙のしわを描いてみる
コピー用紙にしわをつけて、その線を紙に書き写します
しわのすきまをアクリルや透明水彩で塗り分けていきます


他にも、様々な画材でこの手法をためしたり、
このルールを応用して自由に描いてみるということに
発展させていきます。


なんとなく、できた画面が美しい、面白い、楽しい・・・など
何か気に入った要素を作ることが出来たらよいのです


大事なのは疎と密の関係
たくさん枚数を重ねて、お気に入りの一枚を作りましょう!

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