油絵基本・描画溶剤について

今日も元気に、朝活開講しました

d3で講師をはじめて、早いもので17年になります

最初は受験生の指導の傍ら(初めは本当に教室の隅で)
社会人の方への油絵や水彩の指導をしていました

数年経った頃に4Fに造形科専用のアトリエができ
5年ほど前から朝活(10:30から)という
午前中のクラスも始めました

考えてみると私自身、美大受験のための予備校には
生徒として行き美大で学んだものの、
絵画教室には行ったことがないので
巷の絵画教室はどんな様子なのかを
生徒さんから伺うことが多いです

そこで今とても気になっていることが
基本画材についての知識の普及です
筆やパレット、描画溶剤の知識は
カルチャーセンター等の絵画教室では
教えられていないことが多いそう

絵を描くなんて、数学とは違って
そもそも答えはありません
何をどんな使い方で描いたっていいんです
でも、せっかくどこかに出かけて習う・学ぶなら
教養としての絵画、美術を身につけませんか?


d3の絵画教室はピアノ教室でたとえるなら
リトミックやバイエルから教えられる教室で
ありたいと思っています

なので、基礎的な知識をつけて自分で描ける
ようになりたい方や教養としても
美術を学びたいと思っていらっしゃる
社会人の方はぜひ初めの教室を
しっかり見極めて通われてください




さて、タイトルに出した油絵の描画溶剤には基本
「揮発性油」と「乾性油」の二つがあります

揮発性油とはターペンタイン・ペトロールに代表される油
特徴としては、さらさらとしていて
乾いた後にベタつきのないオイル

乾性油とはリンシードオイル・ポピーオイルに代表される油
ややとろみがあり、乾くとべたつき
さらに時間をおくと固まります




ちなみにディーキューブの画材売り場には
製作中なくなったちゃった時のために
上の二つを揃えています
(ホルベインを置いていますが
化粧水が会社によって違うように
ペインティングオイルの性質・内容も
絵の具の会社によって微妙に違いますので
なれてきたら色々探求してみましょう)

 

右は揮発性油のターペンタイン
左は乾性油のブレンド、ペインティングオイルです

これらは描画する上で最低揃えるべき油です
二つの溶剤の役割について
これを水彩画、日本画、
アクリル画にたとえると・・・
など、初めての油絵では知識と共に
絵の描き方を指導していきます


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